About Goro Kitaoka

History & Personality

幼少期をアメリカ・ニュージャージー州で過ごし、8歳で帰国。
帰国当時は夢の中でも英語で話していたが、今ではすこし発音がいい程度ですっかり英語は抜けている。
学生の3分の2が帰国子女という京都の学校に中・高と通うが訳あって中途退学。中学生の頃から習い始めたドラムを学ぶため、大阪スクールオブミュージックのドラム科に入学。

そこで出会ったドラマー・小林亮に師事し、卒業後もローディーとしてサポート業務をしながら薫陶を受け、自身のバンド活動の傍ら、フリーのドラマーとして専門学校の講師や様々なアーティストのバックバンドなど活動の場を広げる。

2009年 上京。
しかし、上京数週間で主要メンバーの離脱により空中分解となる。大阪への帰郷も考えたが、帰るに帰れない空気を自ら作った状況の中、その地で踏ん張ることを決意。

その後もドラムを叩き続けていたが、長女の誕生というイベントもあり、縁故のある不動産会社に勤務することとなる。

不動産業界では、不動産投資の売買仲介を軸に、実需不動産の売買仲介、賃貸仲介・管理などを経験し、宅地建物取引士の資格を取得。
不動産の仕事にのめり込んでいく中で、「自分の感性を活かした仕事がしたい」と強く考えるようになり、経営者に直談判の上、団地のひと部屋を買い取り、リノベーション工事を施し、販売する事業を立ち上げる。

この時「自分のやりたいことはこれだ」という確信を得る。

「いくらセンスがあると思い込んでいても、それを具現化する力が備わっていなければそれは空想に過ぎず、結果何も生み出さない。」

と感じ、すぐさま東京・表参道にある 町田ひろ子インテリアアカデミーの門を叩く。
その後、主宰するstudioAABAを立ち上げる。

Values

最初から最後まで、お客様を担当できる人間として仕事をすること。
お住まいになる住居を共に探し、契約をし、リノベーションやリフォームのデザインを担当し、工事を管理し、完成させて引き渡す。最初から最後まで関わって、お客様に喜んでいただけたら、それは私にとってこの上ない喜びなのです。

Message

リノベーションやリフォームのデザインは、音楽で例えるとリミックスやリアレンジにとても似ているんです。
私はドラムばかり叩いてきたので『ドレミ』は少々苦手で、0から1を創る作曲はできないんです。
ただ、1を10にするように考えて工夫する作業はとても好きで、そういう気質なのでしょうか、とても性に合っていると感じています。正直、ドラムのプロとしての道を諦めようと思っていた時期はとても辛く、恥ずかしい思いでいっぱいでしたが、同じような情熱を持って取り組める仕事に出会えて今はとても充実しています。

今後も多くのお客様や一緒にお仕事させていただく方たちと多く出会い、『新旧をつなぐ』『無機質とぬくもりの融合』といった自分らしいデザインを通して、住まいをより素敵なものにしてまいりたいと考えています。

PAGE TOP